「四王寺三十三体石仏めぐり」太宰府市の四王寺山登山

富士山挑戦記

四王寺山三十三体石仏めぐり

太宰府市、大野城市、宇美町にまたる四王寺山
大城山、岩屋山、水瓶山、大原山の4つの山から構成されることから
総称して四王寺山と呼ばれています。

その四王寺山には33体の石仏が点在しています。

先週、四王寺山に登山に来た時に、石仏を発見したことをきっかけに知りました。

ということで、

1番札所から順番に33番札所までコンプリートしてやろうと思って
四王寺山三十三体石仏めぐりに挑戦してきました。

四王寺山三十三体石仏

そもそもなぜ、33体の石仏があるのか調べたところ、

江戸時代に、流行った疫病や
福岡藩の城下で続いた火災、豪雨災害がきっかけとなって
1800年に博多の人々が発起して石仏を建立したそうです。

疫病退散を願って建立されました。

四王寺山三十三石仏 第1番札所

太宰府天満宮の近くにある道、
四王寺林道から黒岩神社へと続く道を行くと
登山口が見えてきます。
すぐ先にダムがあり、ダムを超えると稲荷神社がありました。

そこから少し上ると水瓶山の頂上に着きます。
昔はこの辺で雨乞をしていたと
看板に書いてありました。

水瓶山の頂上からさらに進んでいくと、まっすぐ進む道と左のわき道に入る分岐が見えるので、
左のわき道に入り山道を下って行きます。

しばらく下ると道の真ん中に「一番札所」の案内板が立っているので
指示どおり、回り込むように道を進むと一番札所に向かう道に入ります。

そのまま進むと、滝が見えてきて、その滝の横に一番札所があります。

冒険の始まりにふさわしい癒される場所でした。

四王寺山三十三石仏 第2番札所~第4番札所

1番札所から来た道をもどりまた水瓶山方向行きます。
さきほどの分岐まできたら、今度は焼米ヶ原方向に進んでいきます。
その後しばらくは登山道を登っていく感じです。

しばらく登ると2番~4番札所の案内板が出てくるので、
看板の示すわき道の方に進んでいくと、

2番~4番の石仏にまとめて出会えます。

四王寺山三十三石仏 第5番札所~第7番札所

4番札所を出て山を登っていくと、すぐに焼米ヶ原展望台に着きます。
広場になっているところに出ると、水道があり、その近くに大きな看板があります。
その看板の裏に小山になっているところがあり、そこに5番札所があります。

5番札所から小山を裏の方に回って少し進むと、6番札所があります。

そして6番札所から見晴らし台になっているようなところが見えるので
その見晴らし台を抜けて少し進んだところ、山の裏に7番札所があります。
7番札所は少しわかりにくいです。

四王寺山三十三石仏 第8番札所~第12番札所

7番札所から大原山の方に向かっていくと、道沿いに8番~12番の石仏が点在しています。
12番から少し進むと遠見所があります。
遠見所といいつつ、大して遠くまで見ないです。

ここまでで、あっという間に12体を見て、
すでに三分の一がを制覇したので、この後も楽勝かと思いましたが、
ここから先が長かったです。
12体までが初心者コースみたいです。

四王寺山三十三石仏 第13番札所

12番札所からしばらく歩くと、
13番札所が見えます。

四王寺山三十三石仏 第14番札所

峰のようになっているところ、馬のこうねを渡り
少し坂を上がると、右のわき道に
14番札所があります。

四王寺山三十三石仏 第15番札所

15番札所
隣には、大原山の山頂354m の看板

四王寺山三十三石仏 第16番札所

16番札所

わき道に入ったところにあるので、

通り過ぎないように注意

ただ看板があるので見つかると思います。

四王寺山三十三石仏 第17番札所

17番札所

わき道にそれたところにありました。
分岐に案内板があったので迷いませんでした。

33体まで、あと半分!
ここまではまだ余裕を感じていました。

四王寺山三十三石仏 第18番札所

18番札所

松川って書いてある案内板の先に

18番札所の案内板があったので迷いませんでした。

四王寺山三十三石仏 第19番札所

小石垣と書いてある案内板を通り過ぎて
さらに山道をしばらく歩いていく。

19番札所に行くわき道があるので、
わき道に入って進んでいく。

わき道に入ってからも少し歩くので
どこにあるのか不安になるが、

安心してください。

しばらく歩くとあります。

19番札所を出て、小石垣が見たかったので、
小石垣の案内板まで戻っていく。

しばらく山道を下っていくと小石垣があった。

草原と石垣と小川が流れていて

冒険の中盤にある様な、一息つけるいい雰囲気の場所だった

四王寺山三十三石仏 第20番札所

小石垣を出て、舗装された道路を進んでいくと

道路の脇から、滝の音が聞こえてくる。

そうそこが、鮎返りの滝

すぐ近くに、20番札所があります。

滝の横に石仏が並んでいて

その中に33体石仏のひとつ20番札所の石仏らしきものを発見して

パシャパシャ写真を撮りました。

石仏を写真に収めたことに満足して、少し歩くと

本物の20番札所の石仏がありました。

本物はちゃんと第二十番札所って書いてあるから

間違えないようにしてください。

四王寺山三十三石仏 第21番札所

20番札所を出て、大きめの道路に出ます。

大きめの道路を北の方に少し歩くと

道路の脇に21番札所に続く、小さな橋があります。

橋を渡り、狭くて滑りやすい斜面を歩いていくと、21番札所様がいらっしゃいます。

こんなところにいらっしゃったの?
というところにいらっしゃいます。

四王寺山三十三石仏 第22番札所

道路を南の方に進んでいきますと、

登山道と赤い文字で書かれた看板が見えてきます。

そこを進んでいくと、百間石垣エリアです。

このエリアのどこかに22体目がひそんでいます。

22番札所を見つけるのには、一番苦労しました。
一番難易度が高いと思います。

この辺のはずなのに、無い!

と思いながら、やっと見つけました。

見つけた時は、

「あー、ここにあったー!」と

RPGゲームであるような、広大なフェールドに隠された、隠し宝箱を見つけた気分になりました。

この時は、リアルRPGゲームを一人プレイしている気分です。

四王寺山三十三石仏 第23番札所

難敵を倒したら、百間石垣エリアを後にし、
道路に戻りさらに南下していきます。

23体目は道路の脇にあり、ぼーっと歩いているの見逃してしまう可能性があります。

目印は、道路わきに現れるブロックの出っ張り

謎のブロックの出っ張り(凹)の横に

23体目に通ずる道があります。

斜面を少し登ると23番札所があります。

残り10体。

24番札所に向けて、さらに道路を「県民の森センター」の方に南下していきます。
ここから少し距離があります。しかも、上り坂です。

このあたりで、喉が乾いてきました。
飲み物を持ってきていなかったので、県民の森センターに自動販売機があることを祈って歩きました。

県民の森センターに着くと、休憩所のようなところにありました!自動販売機!
一刻も早く、飲み物を買いたかったのですが、
小銭を持ってきていませんでした。

いや待て、この自販機PayPayが使えるって書いてあるぞ!
よっしゃ!と思ってスマホを取り出すと、圏外でPayPay使えませんでした。

絶望でした、早く33体コンプリートして家に帰りたい。と思いました。

四王寺山三十三石仏 第24番札所

喉がカラカラな状態のまま、県民の森センターを後にし、24体目を目指しました。

毘沙門堂と書いてある案内板をたどって
また、山道に入っていきます。

石畳の道を歩いていくと、

久しぶりに、石仏様と出会えます。

24番札所の近くに、水道の蛇口を発見して

水を飲みたい衝動にかられ、蛇口を捻ろうとしたが水が出ないようにしてあり、水分補給できず。

道端に生えている木の実でも、なんでもいいから、
ジューシーなものを食べたいと思い始める。

四王寺山三十三石仏 第25番札所

とにかく、水分が欲しくて、梅干しやレモンを想像して唾液で何とかしようとする。

またしばらく、山道を登っていく

このあたりで大分体力が減ってきていると感じ始める。

少し開けたところに出て、看板が立っているところに出てきます。

右手に鳥居が見えてきます。

鳥居をくぐると、毘沙門堂です。

毘沙門堂の裏に23番札所があります。

毘沙門堂のすぐ近くに、

大城山山頂(410m)の看板があります。

四王寺山三十三石仏 第26番札所

毘沙門堂を出て、26番札所の方に南下していきます。
広目天という看板の方に向かっていけばいいです。

途中で、大城自然の宝道入口に行く分かれ道がありますが、魅力的なネーミングですが、
そっち行くと違う道に行くみたいなので、惑わされないように広目天の方に行ってください。

26番札所に着くと、近くに街を一望できる展望台があります。

四王寺山三十三石仏 第27番札所

27番札所は、わき道に入ったところにあります。
けいさしの井戸の方に行けば近くに27番札所がありますので、
けいさしの井戸の案内板を目印に行くといいと思います。

喉乾きすぎて、土を食べて土から水分補給ができないか想像し始める。

四王寺山三十三石仏 第28番札所

もみじ谷の分岐の看板の近く

崖の上に休憩所みたいなところがあります。

登って行って休憩所みたいなところの近くに、

28番札所があります。

木で覆われて少しわかりにくいかも。

四王寺山三十三石仏 第29番札所

28番札所から29番札所まで、

所見では道がわかりずらいと思う。

とにかく、山道を少し下って行って

焼米ヶ原方面に行く。

車道っぽいところに出なかったら大丈夫。

山道沿いに、29番札所があります。

四王寺山三十三石仏 第30番札所

ここ、分岐を間違えちゃったから

一度通り過ぎてしまった。

戻って見つけた。

29番札所から、二手に分かれる分岐があるが

そこを内側に行くといい。(県民の森センター寄りと言ったら分かるかな)

残り3体

四王寺山三十三石仏 第31番札所

普段自分が四王寺山を登っている時に使うルートに出る。

31番札所に通ずる隠し通路を発見する。

ブルーシートで土嚢が積んである場所だ

道が繋がっているようには見えないが、

よく見たら繋がっていた。

通れるとは知らなかった。

その先の斜面に31番札所がある。

四王寺山三十三石仏 第32番札所

31番札所から山道を登っていくと、
増長天礎石群に出る。
32体目はここに隠れているようだ。

四王寺山に登山に来たときは、良く通る道だが
石仏を見たことがない。

石仏を意識して歩いていたら、発見した。

大きな木の後ろにいた!
いつもは死角に入って見えないわけだ。

こんなところにずっといたんだね。
知らなかった。

大きな木の後ろに32番札所があります。

残すはラスボス33番札所の1体のみ!

四王寺山三十三石仏 第33番札所

32番札所から33番札所までが、これまた結構な距離がある。
さすが、最終地点。
ラスボスの手前から、ラスボスに行きつくまでの道のりが長いんやね。
しかも32番札所を過ぎると、序盤に訪れたフィールドの焼米ヶ原に戻ってきます。

焼米ヶ原は5番札所があるところ、そう!近くに水道が通っているところです。
すかさず、癒しの泉の水をがぶ飲みして、水分補給完了!
体力回復した状態で、ラスボスの33番札所に挑むことができるのです。

最後の長い戦いを前に、序盤に訪れた場所に戻って体力を回復させてくれる。
そういう作りになっている、四王寺三十三体石仏めぐり

ほんとにゲームみたいやなと思いました。

焼米ヶ原から、県民の森センター方向に、車道を下って行きます。

民家が見えてきて、主城原という看板が立っている道に進んでいきます。

カーブを曲がってすぐに、石仏がありますが偽物です。

どんどん民家へと続く道へ入っていきましょう。

主城原33番石仏と書いてある看板が見えてくるのでそれに従いましょう。

それにしても、民家っぽいところに入っていきます。

さらに進むと、33番石仏へと書いてある

コンクリの坂道を登っていくと

33番札所様がございました。

民家の裏にラスボスいらっしゃいました。

最後の1体は、他のとはやはり違いました。

民家の裏にある感じとか、
近くには台座みたいなのもありました。

四王寺山三十三石仏めぐり 所要時間

第1番札所~第33番札所までかかった時間は、

約3時間半かかりました。

長時間の登山になるので、
ちゃんと水分を持ってくるなり、
小銭を用意して自販機で飲み物を買えるようにしておいたほうがいいです。

かなり足に疲労感が出るので、次の日も休みの日に挑戦してみるといいと思います。

富士山初心者が富士山登山するまで、あと68日

四王寺三十三体石仏めぐりでいいトレーニングになりました。

実際に山に登るのが、一番いいトレーニングになる。

富士山初心者が富士山登山するまで、あと68日

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